自給自足への道

瀬戸内に浮かぶアート島 直島(なおしま)で、新鮮なお魚を使ったオシャレなイタリアンのお料理をカジュアルに♪
レストラン 直島パスタREGALO (レガロ)より、ほっこり直島の美味しいつぶやきをお届けします。

12月半ば、寒さがぐぐっと厳しくなってきました。
12月の始めまではお客様がたくさんいらっしゃってくださって、猛烈に忙しかったのですが、ここ数日は観光客も減り、レガロもまったり営業しています。
仕込みの量が減ってちょっとばかり時間ができたので、てつシェフもスタッフぽんちゃんも、それぞれ自分が興味あるところで直島ライフを楽しんでいます。

てつ師匠の最近の関心ごと。それは「卵(と、鶏肉?)の自給自足」を目指して、ニワトリを育てることです。最近、有精卵とふ化器を買ってきて、ひよこをふ化させました。8個の卵から無事に孵ったのは1羽だけでした。くちばしが出てくるところまでは頑張れたけど、そこから死んじゃったひなもいたそうです。

無事に生まれた1羽の、てつ師匠の可愛がりようといったら。。。
「オレが母鳥だと認識して、オレについてくるようになったらいいな」とかなんとか・・・ひよこの世話をせっせせっせと頑張っています。この可愛がりようだと、鶏肉の自給自足はちょっと難しそうですね。

さて、ぽんちゃんのほうも食料の自給自足を目指しています。10年後、自分が幸せに暮らせている状態を想像すると、毎朝、自分の畑に行って、その日に必要なだけの大地の恵みを収穫して、ありがたくいただいている生活がいいなぁと思うのです。多く収穫できたら、お世話になっているご近所さんにおすそ分けするのです。それに近い生活をしているぽんちゃんの父親に見習い、直島の家のそばの、竹ぼうぼう草ぼうぼうの土地を整地して畑にしました。やっといろんな果樹や野菜を育てる場所ができてきて、苗を植えました。

ところがどっこい、なかなか物事はそうそううまくはいかないもので、12月に入って、山から下りてきたイノシシファミリーに、せっかく植えた果樹やブロッコリーの苗を掘りかえされてダメにされました。近所のおじさんの畑もやられて、お正月に家族でお鍋をするために育てていた春菊が全滅したそうです。
自給自足の道はほんと険しい・・・自然との闘いです。

チャレンジは始まったばかりですが、いつか、自分たちで育てた食材で、レガロに来てくださるお客様をおもてなしできたらいいなぁと思っています。

ブログは頻繁には更新していませんが、更新したら、インスタにてお知らせしますので、インスタもよろしければフォローしてくださいね♪

文責:ぽんちゃん

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