瀬戸内に浮かぶアート島 直島(なおしま)で、新鮮なお魚を使ったオシャレなイタリアンのお料理をカジュアルに♪
レストラン 直島パスタREGALO (レガロ)より、ほっこり直島の美味しいつぶやきをお届けします。
1月にレガロをご利用くださったお客様が、Newsweekに記事を寄稿されました。その記事の中でレガロとお隣のホテルライトスタイルのことについて書いてくださりました。スタッフ一同、感激するやら恐縮するやらでした。
周来友(しゅう・らいゆう)さんが寄稿されたコラム(Newsweekへリンク)
外国人観光客を地方へ!…の前に、地方にいま必要なこと【脱オーバーツーリズム】
周さんは、人懐っこい眼差しでレガロのスタッフに気さくに声をかけてくださいました。とっさに、私(ぽんちゃん)が感じたのは、彼は「人間が好き」で「遊び心がある」ということです。彼のエッセイを読まれたら、きっと同じように感じるかたもいらっしゃるのではないかと思います。
さて、彼のNewsweekの記事にも書かれていた通り、レガロと、レガロの人たちがよく一緒に仕事をするお隣のホテルライトスタイルには、多種多様なスタッフが働いています。オーナーファミリーは地元、直島の人ですが、他はみんな直島の外から来た人たちで、そのうち3分の2くらいは日本以外、中国、台湾、フィリピン、スリランカの国の人たちです。直島に働きに来ては数か月で去っていく人が多いなかで、この職場の人たちは、ずっとここにいたい、家族を国から呼び寄せたいという人がほとんどです。
私(ぽんちゃん)が思うに、この職場は、周さんと同様に「人間が好き」で「遊び心」を持っているスタッフが多いです。彼らは周りの人をいつもHappyにしてくれます。
例えば、レガロでいうと・・・
その筆頭はニロ。いつも面白いことをしては周りを笑わそうとします。
ビビは、みんなが出勤する前にこっそり、レガロの内装や前庭をデコレーションして、私たちをびっくり笑顔にしてくれます。
普段は沈着冷静なゆかは、脳内にアドレナリンが放出されると一転、アハハハハーと笑いながら手を広げ、可愛い踊りのような挙動をします。
そして、てつシェフは自分の作る料理に遊び心をぶつけます。みんなに味見させて「どう?どう?」と目をくるくるさせます。
レガロのスタッフも、ホテルライトスタッフのスタッフも、いつもなにかプラスアルファの楽しさを周りに提供しているように見えます。それは、彼らがそうしよう、としてそうなっているのではなく、彼らの人間性から自然に湧き出ているものなのです。そんなぽかぽかお日様のような彼らといるのはとても居心地がよく、この場所を居心地のよい場所にしてくれます。
ところで、ここから少しカタイことを書きます。ぽんちゃんの私見です。
日本のあちこちで、遠い国から仕事に来ている人たちが増えてきました。
以前、とある工事現場を通りかかったとき、日本人の若者が海外からの研修生らしい人たちを罵倒しているような声を耳にしました。私はとても悲しいと思いました。
私が若いころ、海外で仕事をしていたとき、言葉の壁や文化の壁を越えられず、中途半端な仕事しかできませんでした。それでもその国の人たちは寛容でやさしかったです。
家族のもとを離れ、日本に来て、働いている人たちを私は本当にすごいと思います。彼らは何か国もの言葉をあやつり、日本語での業務にも瞬く間に慣れ、着々と仕事をこなしていきます。そのような彼らを尊敬せずにはいられません。
もし、先述の、工事現場で研修生を罵倒していた日本人のように、日本に働きに来ている彼らに対して優越的な気持ちを抱いている日本人がいるとしたら、彼らを見る目をちょっと変えてみてもらいたいです。日本に来ている彼らはとても前向きでチャーミングです。
あなたの職場は彼らにとって居心地の良い場所ですか?
彼らの「遊び心」を感じ取り、自分の「遊び心」を呼び覚ましてもらいましょう。私(ぽんちゃん)がそうだったように。
どんな国の人も、居心地がいいなと思いながら仕事ができて、心穏やかに住み続けられる日本になりますように。

(カメラを向けるといつもカッコつけて真顔になる・・・)
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文責:ぽんちゃん